SUBWAYのターキーブレストと仕事における見積り能力
2021.08.14
僕は外で仕事をすることが常なので必然的にカフェで、ということが多く。
関西のスタバは最近は電源タップが少ない(もしくは無い)店舗が多くなってきていまして。
自分的にはスタバは「集中して企画出しに使いたい、が、電源席の確保が必要」というポジションになってきています。
且つ、これは僕がスタバのヘビーユーザーだからかもしれませんが汗
大阪市内のスタバは店舗によってスタッフさんのクオリティの差が大きいように思います。
(過剰なスタバ感を今更ながら演出されている店舗さんもちらほら…)
超個人的な意見ですが、、、
大阪市内のスタバでは大阪メトロ御堂筋線「本町」駅の「スターバックス本町東芝ビル店」の一択。
理由は以下の3つ。
●スタッフのクオリティが高い。
(過剰なスタバ感がなく気付きのレベルが異常に高い)
●電源タップ席も必要十分
●店舗面積があるので席のバリエーションが多い
(作業したい内容に応じて席を変えて気分を変えることができる)
このように笑
外で作業や仕事をする身としては、こちらが「こんな感じで作業ができたらな」って事前に見積もった環境を提供してくれるお店ほどありがたいものはない訳です。
よーし今日はがっつり企業提案仕上げちゃうぞ!っていう日に、不確定要素が発生して集中力が削がれたりするのがちょっと嫌なんですよね。
(だったら事務所で仕事しろよ!っていうシンプルな解決法があるんですが汗…はい…すみません…ただのワガママです)
同様の?理由で、ドトールの「ミラノサンドA」って僕は最強だな、って思うんです。
バイオーダーで作ってくれるフード商品としては、日本全国どこのドトールで食べても、ほぼほぼ同じ待ち時間で同じクオリティのミラノサンドAを提供してくれる。
「自分がミラノサンドAを食べて満足するという体験」を事前に見積ることが出来るんですよね。
見積りが正確、というか。
一方、僕は外食が多いので野菜を摂るためにSUBWAYもそこそこ利用します。
ところがSUBWAYはそんな簡単じゃない。笑
「自分がターキーブレストを食べて満足するという体験」を事前に見積ることが出来ない。
なぜか?
理由はSUBWAYのあの独特のオーダーシステム。スタッフさんとの共同作業により自分が食べたいターキーブレストを一緒に作っていかなければいけない。
その共同作業を因数分解してみると大きな要素として「スタッフさんの能力を見積ること」がある。
どういうことかと言うと、
・お昼時で混んでいるSUBWAYの列に並んでみた
↓
・順番から言ってどうやら僕の担当をしてくれるのはあのスタッフさんだな
↓
・他のお客さんのサンドイッチを作っているのを見てみるとどうやらキャリアは浅そうだ
↓
・ということは手際が悪い可能性があるからこちらのオーダーの言い方もより単純明快にする必要があるな
↓
・ということは「SUBWAYの常連です」感が出すべきではない。彼女(彼)にとってプレッシャーになる。
↓
・ということは最初に「よろしくお願いします」と言ってみることから始めようか。
などなど。笑
つまり、、、
自分を担当してくれるスタッフさんの能力を瞬時に見積もってこちらの対応方法を変える能力が「自分がターキーブレストを食べて満足するという体験」には必要になってくる訳です。
(個人的にはこのような顧客側の見積り能力に提供する顧客体験が依ることがSUBWAYが日本市場でいまいち伸びない理由ではないかな、と)
ちょっと特殊すぎる例を挙げてしまいましたが汗
でもこれって僕らが仕事で日常業務としてやっていることと何ら変わりはないことだと思うんです。
僕らの会社はクライアントの企業さんや関係先と一緒に価値を創っていくことが多いです。
クライアントの企業さんや関係先には必ず、人、がいます。
つまり担当者さんです。
その担当者さんの事業スキルを瞬時に『見積もって』必要十分なタスクを組み立てることが出来るか?
経験が浅い担当者さんと決裁権を持った担当役員の方とでは僕らのタスクは大幅に変わります。
相手がどれだけ出来るか?どれだけ出来ないか?
仕事においては『見積り能力』が必要だなあと、今日もSUBWAYのターキーブレストを注文しながら思う訳です。
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この記事を書いた人
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株式会社MEETSHOPの取締役。得意なことは整理整頓と言語化。