顧客との信頼関係のベンチマーク

2021.07.23

 

僕らMEETSHOPはヘルスケアっていうジャンルに陣取ってビジネスをしている訳なんですが、その僕らがお客様とのコミュニケーションというかマーケティングで一番大切にしているのは「信頼関係をつくる」ということなんです。

 

信頼関係って何?

 

っていうところから定義することが大切だと思っていて。

 

僕らは信頼関係のベンチマーク=目標として「友人関係」を意識しています。

 

友人に対して「しない」ようなことはお客様や僕たちのお客様になってくれる人には「しない」。

 

 

例えば友人に対して、

 

『今これ買わないとヤバいですよ』

『これ買ったらあなたの悩みは解決できますよ』

 

とか、言わないし、

 

『今日お店に芸能人の〇〇さんが来てさ』

『この前にやった〇〇こんだけすごくってさ』

 

なんて自慢もしませんよね。苦笑

 

そういう、当たり前のことをちゃんと商売に持ち込んで事業を成り立たせたいと思っているんです。

 

 

(サンナナサロンの店舗でもそうですし大きな企業さん向けの案件でもそうです)

 

っていうことを考えていると「Courier」っていうニュースレターが、ダイエット関連メーカーのキーワードが変化してきているよ。っていうことを端的にまとめてくれていました。

 

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●これまでダイエット関連メーカーは「ダイエット」「カロリー」などを売り文句に消費者を引きつけようとしてきた。しかしそれが「ウェルネス」や「セルフケア」に置き換えられつつある。

 

●これは単なるマーケティング文句の変更ではおそらく、ない。Mintel社の調査によると、アメリカの消費者の78%が健康的な食生活は自身の精神的安定(ウェルビーイング)には必要だと語っており、中国の44%の消費者は「健康的な食事が不安を軽減すると考える」と答えている。このような消費者のトレンドを受け(この記事で紹介されている『Chunkie』のような)新しい価値観で、新しい消費者に対して新たなビジネスモデルに挑んでいるブランドが増えている。

 

●一方で、旧態依然としたメーカーは自分たちが成功を収めてきた”恐怖マーケティング”からなかなか抜け出せないだろう。『Chunkie』のような新しいブランドが今後大きく成長し、旧態依然としたブランドと同様の存在になったとき、消費者は消去法ではなく、より多くの信頼できる選択肢からサービスや食品を選択できるようになるはずだ。

 

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この記事って短いんですけどめっちゃデータで裏付けをとっているのが面白いんです。

 

中には「コロナでの巣ごもりで消費者は1kg/月ていど体重が増えた」とかいうデータも引っ張り出している。苦笑

 

僕はアメリカの事例をできるだけ参考にするようにしていて(日本の事例はたまにしか見ないようにしています)、実際のところサンナナサロンなども色んな欧米の事例の断片が入っていたりします。

 

僕が好きなメディアやニュースレターがそうなのかも知れませんが、欧米の新しいブランドって「顧客と真摯に向き合う」っていうことに大真面目に取り組んでいるところが多いように思うんです。

 

 

それらを、物理的距離が離れた日本にいる我々だからこそ俯瞰してエッセンスを抽出できるというか。

 

一例としては、

 

「ダイエット」
「カロリー」

「ウェルネス」
「セルフケア」

 

こういう、抽象化された端的な表現、ですね。

 

海の向こうの新しいブランドの皆さんも、お客様にどうやって価値を届けるか?必死にあーだこーだやっている姿を記事を通して感じるのはとても楽しいです。

 

「ウェルネス」「セルフケア」を僕らが表現するとどういうアウトプットになるのかな?

 

海の向こうの彼らに負けないように頑張らねば、です。

 

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株式会社MEETSHOPの取締役。得意なことは整理整頓と言語化。